ギフト券と金券は同じものではない？それぞれの違いについて解説

近年、ネットでの買い物に多く利用されているAmazonギフト券やAppleギフトカードなどは、総称して「ギフト券」と呼ばれることが多いですが、以前はこうしたものは金券と呼ばれていたのでは？と思った人もいるのではないでしょうか。

この記事では、このようなそれぞれの言葉の違いについて解説します。

金券の他に、商品券といった言葉も

前述のような金券やギフト券といった言葉を見て、そういば商品券という言い方もあるのでは？と思った人もいるかもしれません。

それぞれの違いについて、以下から簡単に解説するので、参考にしてみてください。

ギフト券。
金券、商品券の違いは？

まず商品券は、一般的にVisaやJCB、百貨店などから発行されている有価証券のことを指していることが多いです。

また商品券はギフト券と呼ばれることもあり、最近では特にネット上での買い物に使える、コードのみのデジタルギフト券がギフト券と呼ばれる機会も多くなっています。

そして金券は、紙幣や硬貨といった「お金」以外で金銭の代わりに使えるもので、図書券やビール券、クオカードなどもこれにあたるでしょう。

基本的にはどれも金券に含まれる

前述の説明から、あれ？と思われた方もいるかもしれません。

金券は紙幣や硬貨など「お金」以外のもので、金銭の代わりとして使用できるもの。

つまり商品券やギフト券なども、大きなくくりで言えば金券と言えるのです。

考え方としては「金券」がもっとも大きなくくりで、ここにギフト券や商品券も含まれています。

そして商品券はJCBやVisa、百貨店などから発行されている商品を購入できるもの、ギフト券は近年ではデジタルのものを指すことが多い、と考えておくと良いでしょう。

定義はあいまいだが、全体は金券に含まれている

このようにそれぞれの定義はあいまいで、あまりはっきりしたものではないとも考えることができます。

どちらかと言えばそれぞれ発行している会社による名づけに依存する部分が大きいとも言えるでしょう。

また全体としては「金券」と捉えておくのが良いようですね。